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長期間稼働したプレス機械は、駆動力や加圧力の伝達機構にガタ(隙間)が発生してきます。これは、回転・摺動・搖動等の相互に可動する部品が、摩耗や変形により当初の寸法精度を失い、相対隙間が増大することが主な要因です。このような部品の新製交換や修正加工をすることにより、精度を復元することができます。強固なフレームを有するプレス機械は、このようなオーバーホールによる精度修正で、寿命を延ばすことが可能です。但し、電装品等の交換が必要となる場合が多くあります。
創業100年を目前として脈々と受け継がれ、進化してきた技術・ノウハウが、図面として蓄積されています。軸受1つを例にしても、確実な機能を確保する隙間の設定、寸法公差、仕上げ精度、熱処理等は全て図面に反映されています。現地調査により、交換が必要と予想される部品の事前準備も可能となります。
汎用機から大型サーボタンデムラインまで、常に新商品をゼロから創りだすメーカの技術力は、単に設計だけではなく、最新鋭の設備を含めた加工や組立などの全ての部門の技術力の集大成です。オーバーホールも同様に、商品と共に進化するこの技術力を駆使して取組みます。
高機能プログレッシブプレスシステム
2013年度日刊工業新聞十大新製品賞受賞
2013年発表
新型サーボプレスAシリーズ
オーバーホールの一部を含めて、精度や性能の改善、新たな機能の追加、最新装置への置換等を行う工事を、レトロフィットと呼びます。詳しくは「レトロフィット」の項目を参照して下さい。電装品等は交換したくても、既に製造中止の場合も多くあります。レトロフィットで最新装置への置換が必要です。
自動車産業、家電産業に代表されるお客様の海外進出は、地域、規模共に拡大しています。そのため、現地設備や移設時のオーバーホールのニーズも少なくありません。グローバルに展開した当社のネットワークは、輸出業務から現地工事、アフターサービスまで、きめ細かくサポート致します。